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バーチャル内視鏡検査



 野辺地病院では青森県初の「バーチャル内視鏡検査」を行っています。バーチャル内視鏡検査では、実際にバリウムを飲んだり内視鏡を使用する事はありませんので、患者への負担を減らすことができます。

 バーチャル内視鏡検査とは、青森県内初の320列エリアディテクターCTと、医用画像情報システム(PACSシステム)の活用した、新しい大腸検査です。CT大腸検査は、CTコロノグラフィ(CTC)と呼ばれ欧米では一般的に行なわれています。CT大腸検査は、大腸をガスの注入によって拡張させ、最新のマルチスライスCT装置を用いて撮影します。

 左の写真のように、内視鏡で覗いたように見える仮想内視鏡表示、バリウム注腸検査のように見える仮想注腸表示、大腸を切り開いたように表示する360°展開画像、仮想内視鏡とCT画像を重ね合わせた画像など。このような様々な画像処理方法によってあらゆる角度からの観察が可能です。

腹腔鏡下手術

 炭酸ガスでお腹を膨らませて数カ所を小さく切開し、そこからカメラと手術器具を挿入して行う外科手術です。お腹を大きく切開して行う通常の手術と比べ、術後の痛みや回復時間も少なくて済み、患者の負担を軽減する事ができます。
 ※医師が適切でないと判断する場合は、通常の開腹手術となる場合もあります。

野辺地病院では多数の手術経験を持つ医師が、下記のような腹腔鏡下手術を行っています。
 ● 胃がん
 ● 大腸
 ● 胆のう
 ● 虫垂